住宅ローン控除の手続き
みなさん、こんにちは(笑)幸田店の杉浦です。
今回は、住宅ローン控除の手続きと減税のイメージを少しお伝えしたと思います。
マイホームを購入した場合で、住宅ローンの借り入れをされた方は必ず必要な手続きです。
どのような手続きにより、どのように減税されるのか…そのイメージを見てみましょう。住宅ローン控除で減税されるのは所得税と住民税の2つです。それぞれについて見てみましょう。
所得税の場合、納めた所得税から減税額分を取り戻す(還付してもらう)という作業になります。
確定申告(または年末調整)によって、納めた所得税額から還付を受ける
このように、毎月の天引きにより源泉徴収された1年間分の所得税の一部が、後でまとまって戻ってくるため、手取り感があるのが特徴です。最初の年分の減税については確定申告によって、次年分以降は年末調整によってこの還付を受けることになります。
次に、住民税の手続きと減税のイメージです。
住宅ローン控除額が源泉徴収された所得税よりも大きい場合、翌年の住民税からも控除されます。
住宅ローン控除額が源泉徴収された所得税よりも大きい場合、以下のように翌年の住民税からも控除されます。
所得税から控除しきれない住宅ローン控除額は自動的に次年分の住民税から控除された上で天引き
所得税の手続きである確定申告と年末調整を行えば、基本的に住民税の手続きは要しません。
・・・年末調整では、様々な税金の控除の申請ができますので、取りこぼしのないように!!
これから年末に向けて寒い日が多くなってきますので、みなさんどうぞ、ご自愛下さい。
投稿日:2020/12/07 投稿者:杉浦 康行